高圧油入変圧器
油入変圧器は、鋼板製のタンク内に変圧器本体、絶縁油が封入されています。
また、外部はブッシング、コンサベータ、放熱器、温度計などで構成されています。発生した損失熱を、絶縁油の自然対流によって冷却します。
構造が簡単で保守が容易、また効率も良いため、配電用変圧器として幅広く利用されています。単体での屋外使用も可能です。
淀川変圧器は、3500台の変圧器を在庫として所有しております。
変圧器のレンタル・販売に関する、お見積もり・お問い合わせは淀川変圧器までご連絡ください。
4160Vや380V、690Vなどの特殊電圧にも対応できる変圧器も在庫しているので、
絶縁・昇圧・海外電圧での試験など、さまざまなご要望に合わせてのレンタルが可能です。
電圧によっては、複数台の変圧器を組み合わせるなどが可能、容量は~5000kVAまで対応可能です。
お客さまのご要望に限りなく近づけるご提案いたします。
変圧器は、キュービクル式高圧受変電設備として、ケースに収納して使用することが一般的ですが、
油入変圧器は屋外仕様ですので、キュービクルに収納せず、単体で設置することも可能です。
設置場所に広さがない、などといった場合にも、まずはお問い合わせください。
変圧器の購入をご検討頂いているお客さまには、
自社製品やメーカにこだわらず、多くの選択肢の中から最適な変圧器をご提案いたします。
油入変圧器においても、1台からオーダーメイドでの製作が可能です。
淀川変圧器はトップランナー準拠品の変圧器も在庫として所有しています。
トップランナー制度は、CO2削減と地球環境保全を図るために、省エネ型製品の普及をめざしているものです。
省エネ法(2003年4月1日より施行)に盛り込まれている「トップランナー方式」とは、
対象となる機器ごとに基準値と達成年度を定めて、機械器具のエネルギー消費効率を高めていくように、普及促進する政策です。
この「トップランナー方式」において、高圧受配電用変圧器は特定機器として指定を受けています。
2006年に、油入変圧器、2007年に、モールド変圧器、に第一次判断基準が定められました。
2014年に、油入変圧器、モールド変圧器ともに、第二次判断基準が定められました。
第二次判断基準のロゴマークが、右記の緑色のものになります。本体やカタログに表示されています。
これによって、変圧器製造事業者は2014年4月より、第二次判断基準への切り替えが義務づけられます。
基準達成していないものは、出荷できないということになります。
※但し、レンタルしていただく場合は、“トップランナー変圧器でなければならない” という制限はありません。
淀川変圧器の製品情報です。高圧油入変圧器について紹介いたします。