コンデンサ盤
コンデンサ盤は、力率改善を目的としたキュービクルです。
高圧進相コンデンサと直列リアクトルが内蔵されています。変圧器に定格電流が流れたときの力率を80%を95%にします。
需要家内に設置し、力率が改善されることで、電気料金の基本料金の割引を受けることができます。
コンデンサ盤のレンタル・販売に関する、お見積もり・お問い合わせは淀川変圧器までご連絡ください。
力率改善のために、高圧進相コンデンサと直列リアクトルを組み込んだ盤です。
自動力率調整器を組み合わせると、自動で力率改善が行われ、より効率的・効果的です。
電力会社と高圧受電契約の場合、力率85%を基準に、
力率を1%改善するごとに、基本料金の1%割引が適応されます。
最大で15%までの基本料金の割引を受ける事が可能になります。
自動力率調整器を組み込むと、負荷容量に応じて自動でコンデンサ容量を調整し、力率を改善します。
淀川変圧器では、50kvar→100kvar→150kvar・・・の様に、50kvar単位での調整ができます。
もちろん、コンデンサ容量や調整単位などは、ご要望に応じて製作し、レンタル対応が可能です。
大規模需要家や土木工事現場などにおいて、幅広く使用されています。
高調波対策の方法のひとつとして、直列リアクトル付の高圧進相コンデンサ設備があります。
第5次高調波、第7次高調波を主体に3~10%の高調波が低減できる対策方法です。
2014年4月の高調波抑制ガイドラインの改訂により
直列リアクトル付の力率改善用進相コンデンサによる高調波吸収効果が大きくなりました。
従来に比べて、高調波の低減効果が大きくなったことにより、高調波対策としてのメリットが大きくなったと言えます。
逆に、直列リアクトルなしの場合は、高調波を拡大させてしまうので注意が必要です。
結果、直列リアクトルを設置することにより、高調波対策が不要となる可能性が高くなりました。
淀川変圧器の製品情報です。コンデンサ盤について紹介いたします。